いとおかし仮想化

VMware製品に関する情報発信など

これは・・・!!!

これは紹介せざるを得ないアップデートでした。

 

AWSの年次カンファレンスであるre:inventでの発表の

blogs.vmware.com

 

のどれ?かと言うと、

Amazon FSx with NetApp ONTAP Integration

コレです!

 

経験上、VMCの現行インスタンス(i3.metal、i3en.metal)でSizerを使うと、多いのが[Driven by Storage]!! 

つまり、ストレージ容量が足りないからホストを増やす必要がありますよ!と。

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VMC Sizerの画面



というのも、VMC on AWSはベアメタルインスタンスで構成されたvSAN環境です。

インスタンスは、1台あたりRAW で10TiB くらいのディスクを持ってます。

それらの内蔵ディスクを仮想的にひとつのストレージとして構成するのがvSANです。

                                    VMware Virtual SAN: All-Flash Configuration - VMware vSAN Virtual Blocks  Blog

つまり、ストレージ容量が足りないときはホストを足すしかないんです。

 

ただ、vSANを構成するための諸々RAIDのレプリカやパリティ・・・、管理系VMもここから消費・・・、30%以上のスラックスペース・・・、など)を考慮すると、CPUやメモリに対してストレージが足りなくなることが多いんですよねえ、実際。

 

これまでVMCは一般的にはこのvSANデータストアしか使用できませんでした。

 

 

が、この記事によるとFSx を使えばNFSデータストアが使えるようになるとのこと!

FSXN@2x

フルマネージドクラウドファイルシステム – FSx for NetApp ONTAP – Amazon Web Services

AWS側のページにも[VMware Cloud on AWS]の記載がありますね。

これは期待できる!

 

最近のアップデートは、これまであった色々なVMCの制限がどんどん緩和されてる感じです。

 

 

NetApp FSx 以外のNFSデータストアも使えるようにしてくれてもええんやで(ボソッ)。

 

ほなまた、正式リリースまで!