いとおかし仮想化

VMware製品に関する情報発信など

VMware Cloud on AWSでのサーバライセンスについて

どうもです。

 

今回は、VMware Cloud on AWSにおけるWindows Server等のライセンスについて記載したいと思います。

 

まず、理解しておきたいのは、ライセンス規約はチョコチョコ変わる、という前提があることです。。

で、VMware Cloud on AWSに関連するところで大きなところだと、Microsoftより2019/8月にアナウンスされた以下のライセンス規約の変更です。

www.microsoft.com

 

超かいつまんで要約すると、「Windows ServerとSQL Serverについては、2019/10月以降に購入したライセンスはVMware Cloud on AWSにBYOLできない。その他はSA付きでライセンスモビリティがあれば持ち込んでOKよ。」と書いてます。

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ここで注意したいのは、👆黄色で書いたところです。

 

じゃあ、新規でWindows Server 2019のライセンスを購入して、VMware Cloud on AWSで構築したい場合はどうなるの?っと。

言うのは、VMware社のFAQで説明されています。

https://cloud.vmware.com/jp/microsoft-licensing/faq#general

つまり、クラウドプロバイダーであるVMwareからServices Provider License Agreement (SPLA)ライセンスを購入する必要があります、と。

 

で、VMware Cloud on AWSの場合、支払いはSPPクレジットによる前払いです。このMicrosoftライセンスについても同様の考え方となるようです。

VMware Cloud on AWSのSDDCのところにもこのような項目が追加されています。

f:id:TANGWAAAA:20210108143312p:plain

以下のページでも詳しく説明されていますので、購入前に一度ご確認を。

cloud.vmware.com

 

ということで、今回はVMware Cloud on AWSをご検討の方がいましたら、ちょっとこの辺注意です!ということで紹介させていただきましたー。

 

ではでは。