いとおかし仮想化

VMware製品に関する情報発信など

Flash Playerのサポート終了に関して

こんにちは

 

 

みなさんご存知の通り、Adobe Flash Playerが2020/12月末でサポート終了となります。

vSphere製品には、いくつかFlashを使用するものがありますので、ちょっと確認しておきたいと思います。

 

ちなみに、このサポート終了ですが、「サポート終了でも使える」ではなく「強制的に使えなくなる」というものなのでご注意を。

これはオフラインでも問答無用でブロックされます。

ちなみに、2021/1/11が、そのXデーです。

 

VMwareも、VMware Flash End of Life and Supportability というKBを出していますので、みなさんも確認しときましょう!

kb.vmware.com

 

個人的にちょっと困るのが、Horizon Administratorですねえ。

Horizon 7は、7.13以下のバージョンのジェネラルサポートが、2021/3/22 となっています。

この中でHTML版のHorizon Consoleが使えないのが、7.8まで。で、手元に7.4を使用している環境があるので、本来であれば、Horizonをバージョンアップすべきなんですが、、、、取り急ぎ、上記KBの対処で乗り切ろうと思います。

 

ちなみに、Horizon Console自体は7.8で実装されていますが、機能追加/修正等の兼ね合いか、7.10以上が推奨となっています。

 

※以下の方法でのFlash利用は、VMwareはサポートしないので自己責任でお願いします!

 

KBに従って、、、以下のフォルダを作成し、

f:id:TANGWAAAA:20210108192713p:plain


mms.cfgというファイルを作り、以下のように記述します。

EOLUninstallDisable = 1
EnableAllowList = 1
AllowListRootMovieOnly = 1
AllowListUrlPattern = https://localhost/admin/

このAllowListUrlPattern というのが、Flashを許可する宛先URLになります。

Horizon Administratorの場合、/admin/を忘れないようにしましょう。

 

また、コネクションサーバから自分(localhost)のHorizon Administratorを見る場合は、上記の書き方になりますが、これはあくまでクライアント設定になるので、別のマシンからHorizon Administratorにアクセスする際は、クライアント側全てに設定が必要です。その際のURLは、実際のHorizon AdministratorのFQDNにして下さいね。

 

最後にAdobe社の詳細な情報も紹介しておきます。

www.adobe.com

 

ではでは。