vSphere on パブリッククラウドのアレコレ
コンニチは
VMware Cloud on AWS のリリースを皮切りに、他パブリッククラウドでのVMware vSphere環境(VMware Cloud Foundation)の提供が色々と始まってきましたのでなんとなーくまとめてみます。
①Azure VMware Solutions(AVS)
②Google Cloud VMware Engine(GCVE)
③Oracle Cloud VMware Solutions(OCVS)
④IBM Cloud for VMware Solutions(IC4V)
と、AWSと合わせると全部で5つのサービスが提供されています。
また、2020/12月時点ですべてのサービスが日本リージョンで使用可能となっています。
大きな特徴はそれぞれ共通で(あくまでVMware Cloud Foundationなので。)VMC on AWSと同様に、vSAN,NSX,HCX等のVMwareコンポーネントで構成されます。
あえて、特徴的な点を挙げるとすれば、、、OCVSに関してはフルマネージドサービスではないようです。
つまり、他のサービスでは、クラウド側で自動的にメンテナンスパッチ対応などを行ってくれますが、OCVSではVMware環境に対するパッチ適用などはユーザー自身が行う
必要があります。
これがメリットになるかデメリットになるか、はユーザー次第なのかなぁ。どうなんでしょ。
ちなみに、VMware Cloud on AWSでは、インフラレイヤーの管理はVMwareが実施する形になります。
ちなみに、AVSの場合はMicrosoft、GCVSの場合はGoogleが、サービスの監視・管理を実施します。
あとは、OCVSだと東京と大阪の両リージョンが使えるのも今は差別化の要素となりますね。
2021年にはVMware Cloud on AWSも大阪リージョンがリリースされる、という話もあるのでなんともですが。
あと、OCVSでは、Oracle Databaseのライセンスコストが下がるとか下がらないとか(?)
実は実際に使ったことはないのと、ライセンス関連については規約も色々と変わったりするのでここで名言することは避けておきたいと思います。。。。
いずれにしても、これまでAWS以外のパブリッククラウドを使用していたユーザーにとっては、このように、現在使用しているクラウドでもVMware Cloud Foundationが使えるようになってますます便利になるんではないでしょうか!
では、簡単な紹介だけでしたが今回はこのへんで。